中学1年の頃、バスケ部に入っていたが、そこでは人間関係もこじれていて、雰囲気が悪く楽しいはずのバスケも楽しめず、自分がやっていることに納得できず、冬に部活を辞めた。
それからは、
学校が終わると時間はあった。
ただ、周りの友達はみな部活をやっていたし、
これといって打ち込めることもなく、
退屈な時間だけが続き、気だるく、重たく、もったいなかった。
そんな生活が中学2年まではずっと続いた。
それまでは学校の中でも外でもいまいちだったが、
3年になり、それまで同じクラスにいたある少年と意気投合して、
一気に一日が楽しくなった。「なんか最近楽しい」って実感があった。
中3の夏を過ぎると、他の友達も部活がおわり、
学校のない時間はよく集まってスマブラ
(4人混合プレーのアクションゲーム)をしたり、
夜中3時くらいに待ち合わせをして出歩いたりと、
楽しい生活に変わった。
今は、高校で、フェンシングに打ち込んで、
ジュニアのナショナルチーム入りを目指している。
学校も変わり、高校のクラスの連中とは馴染めないけど、
部活のあとに部室で仲間と遊んだりして、
けっこう楽しく過ごしている。