小1~中3にかけて、いじめられっ子だった。
どうしていじめられたのか、理由として考えられるのは、声が男子にしてはかなり高かったことと、女子と遊んだり会話したりすることが多かったからだと思う。
「おかま」「女っぽい」などという言葉の暴力に深く傷ついた。
小2の時、誰にも相談できず、自殺を考えた。小学校の屋上に昇り、夜の校舎で約1時間、いろいろと考えた。
何故か猫の泣き声が頭の中に響き、次は犬の鳴き声かな?と思っているうちに、家族が泣くんだろうな...と思い出した。
きっといじめっ子達は、自分が死んだからといって悲しんだり、泣いたりしないだろうと思った途端、「生き抜いてやろう」「きっと幸せになってやろう」という強い意志が芽生えてきた。
帰宅してから、いじめられていることを伝えていなかった
自分はいじめられ続けたことで、いじめの対抗策をたくさん体得できた。
今では相談を受ける側になり、一人でも多くの人がいじめを克服し、また"死ぬのが一番の解決"と思う勘違いから救われるよう、力になりたいし、それがいじめをされ続けた自分の重要な役割だと自覚している。
これからもそういう形で世の中に貢献したいと思っている。