9才~15才学校内に居場所がなかった。シカト、陰口、先生の配るプリントをぐちゃぐちゃ(というかしわしわ)にして渡されたり。
部活で部長にされたはよいが、理不尽な文句を言われたことも多々ある。
常に人目を気にしていた。存在を否定されたような感じがした。虚無感。一生懸命話しても聞いてもらえない、聞いてくれても悪くとられる。
誰も自分をわかってくれない、自分は嫌われる存在なのだと自己否定ばかりしていてとにかく辛かった。
折原みと先生の小説(アナトゥール星伝シリーズその他)を読み、生と死について考えることが増えた。
色々考えるうちになにがあっても死ぬのだけはダメだと思った。家族に「自殺は弱虫のすること」と言われたのも心に残っていた。
15才のときに折原先生の講演会へ行き、「自殺する勇気があるなら地雷の1つでも撤去してこい」という言葉を聞いた。
326さんの言葉の1つ1つも心に残った。要するに私は人々の言葉に救われた。
高校に入り、世界がかわった。みんな意識が高く、居心地がよくて初めて学校が楽しいと思った。私を好きだといってくれる人もたくさん現れた。
未だ人目は気になるが、以前ほど淋しさを感じることはないし自己否定もしなくなった。
今後は少しでも社会の中で苦しんでいる人を助けられるような仕事をしたい。