生まれつき全身の肌がぼろぼろ落ちる病気で、
小中学校でいじめを受けることもありましたが
治ると聞いていたので自殺なんて考えてもいませんでした。
しかし、19歳の時に
皮膚科で治らないと宣告されてショックを受けました。
また、大学入学と同時に、
親友と思っていた人との連絡が絶え、
この病気では友達さえもできないと思い、
人と一定の距離をとるようになりました。
この病気さえ治れば友達をたくさんつくれると思って、
10年間民間療法などいろいろ試したが、
改善はみられませんでした。
自分の肌を見せると、みんな自分から離れていくと思って、
できるだけ自分の肌を隠すようにしていました。
そして、この病気が治るまで
親しい人をつくれないと思っていたので、
プライベートではずっと一人で孤独な日々を送っていました。