小学生の頃から中学生にかけて、よくキレて机を倒したりしていた。たとえば、実は皆の見ていないところでは掃除をしていたのに、掃除をしていない現場を見ただけで先生に注意を受け、怒鳴り返したり、今思えば些細なことでも、しょっちゅう暴れていた。自分と言う人間が、中途半端に暴れたり、すごい弱いやつ…という劣等感に苛まれていた。中学生になると、さらに人目が気になるようになった。そんな時は本に没頭する事で自分の問題を克服しようとしていた。
大学時代、本や先生のご縁で、インド哲学にはまったので、大学1年の夏に3ヶ月間インドに行き、現地で過ごした。インドには貧しくてもステキな笑顔を持った人たちが沢山いた。自分の知っている日本だと良い会社に入る事が幸せだったりするので、価値観の違いを感じ、カルチャーショックを受けた。環境の違いから体調を崩したり、トラブルはあったが、有意義な時を送り帰国した。しかし、実はそれからが問題だった。異国の地から戻ると、日本社会の現実世界が待っていた。毎日、毎日、感動が無い。そんな中、周囲と自分との間に違和感を感じ、うつ病になり入院した。
入院したことで社会とは一時的だが、離れた環境に身を置くことになり、冷静にいろいろな事を見つめ直すことができた。
まず、幼い頃より母に言われ続けた「とりあえず笑え」という言葉を思い出した。
今考えると、節目節目で笑ってる自分。そう考えると、少しだけ明るい気分になる。
物事を明るく考えると、明るい事を思い出すもので、昔、進検ゼミをずっと続けたおかげで、学年で2番の成績を収めた事を思い出した。
退院後、今度は体を鍛えて、弱い自分から脱却しようと思い、けんすいを始めた。
理想的な体になって、もてたい、という単純な動機もあったが、コツコツと続け、毎日70回はできるようになり、いい体になる、という目標も達成できた。
そしてやはり、継続する事が、目標を達成できる方法なんだ、と自分の考え方に自信が持てるようになった。
そんな自分に少し自信もできているし、心の友と呼べる友達と会社を立ち上げ、夢に向かって歩み出せるようになった。継続すれば、きっと目標を達成できる。なので今…めちゃくちゃ燃えています!!