わたしの場合、23歳くらいの時に、不安神経症のようになり、心臓がドキドキして電車に乗れなくなりました。
それから、外に出るのも怖くなり引き篭もりになりました。
引きこもりの時期を3年ほど経験して、これではいけないと思い、 精神科に行くのが怖かったので近くの保健所に相談をしに行きました。 相談をしたら、「今はいい薬があるから使いますか?」と聞くので、自分で乗り越えたかった私は断りました。それから、保健所への相談が一つのきっかけになり、思い切って外に出て就職活動を始めました。 スムーズに行った訳ではなくおっかなびっくりでしたが。年老いた両親と知的障害を持った姉の4人暮らしで、自分がしっかりしなければいけない、(家族の生活費を稼がなくてはならない)ということだったかもしれません。無事に就職して働き始めのころは、怖くて怖くてしょうがありませんでしたが、怖いものは怖いものとして受け止めて、やるべきことをやって行くということに心がけました。 (実は、不安神経症になりたてのころに、自律訓練法を覚えて不安を和らげていました。) だんだんとその状態に慣れてきて克服することが出来ました。
今は、気持ちも考え方も図太くなってきて、会社員の傍らNPO活動やボランティア活動などもやっています。
具体的には、何事も生きずまった場合には、開き直って人の目など気にせず自分を信じて生きていくことが大切だと思います。